2008年11月21日
先週末、ねらっていた横浜には足が進まず。今週末も無理だろか。
品川どまり。
原美術館で米田知子展「終わりは始まり」を観てきた。
過去に歴史的事件のあった場所を写した、一連の作品「シーン」
静かな森、海水浴で賑わうビーチなど一見何気ない写真、それがタイトルを読むことでまったく違う世界が現れる。戦車が駆けたり、大量の兵士が船から降りてきたり、見えないものが見えてくる。
歴史が苦手なもんでわからない写真もちらほらあった。知っていればもっと違ったんだろうな。
「パラレル・ライフ ゾルゲを中心とする国際謀報団密会場所」はとてもムーディな写真で、ちょっとしたスパイ気分。
あと、フロイトの眼鏡やル・コルビジェの眼鏡、ジョイスの眼鏡に谷崎潤一郎の眼鏡とか。
なんのこっちゃわからないでしょうけれど、これは説明しても仕方ないすな。どれもこれも面白く。いろいろなものが湧き出てきますよ。きれいなものを写しただけの写真ではないから、あいだを覗きたい方にオススメですぜ。
そんで、昨日はずっと行きたかった安藤忠雄建築展へ。
いつかは見たいと思っていた「住吉の長屋」。でもあるのは大阪だし、民家だから中に入れるチャンスなんてないだろうと思ってたのに、その原寸大模型が展示されてるとあっては逃す手はないすよねぇ。
模型の中庭に入って空を見上げた。ああ、なんだこれはと思う。
単純に快適な生活だけが建築の求める姿じゃないと。
むしろ快適さだけが生活上求めるものではないと。
「住吉の長屋」目的だったけど、現在計画中のプロジェクトなども俯瞰的に紹介されてました。「アブダビ海洋博物館」なんか、模型見てるだけで溜息でたすわ。
はあーっとね。
外に出てもうひとつ。
吐く息が白くなってきましたねぇ。

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