2008年4月10日
扉を開けると、ずっと道案内してくれていたイルカのひれが床の下に潜ったまま入ってきた。
先導されるまま椅子に座った。
窮屈そうに大きな姿を現したイルカ。
ちゃぶ台の上でのたうち回って、ただのたうち回っているだけかとおもったら、
滑らかな身のこなしで家中のオレンジ色をあらかた口の中に放り込み。
ひれをゆっくりと沈ませながら玄関のほうへ。そして閑かになった。
オレンジがないと暗い。
蛍光灯をつけると、いつもより白い。

投稿者:小川 / 草話 / コメント(0) / トラックバック(0)