2008年4月 8日
超現実に向かうために家を出たのが4時くらいで、戻ったのが5時51分44秒。
なんだ随分早く帰ってきたもんだ、もっとゆっくり観てくりゃよかったと思いながらご飯作って、食べ終わったのも5時51分44秒。
5時51分44秒。
実際には9時くらいだったんだけど。
時計が止まると一瞬時差ボケというか、せつな拠り所がなくなってよろめく。
止まるなんて久しぶりだなこりゃと、そのまま止めておくことにした。
厳密には震えていて、43秒と44秒のところを秒針が行ったり来たりしてる。
以前は1秒にひとつ、カチッと小さな音がしてたのにいまは2秒にひとつ鳴る。
眠る前に気になっていた音が、数が半分になって、余計に気になる。
時間って伸びたり縮んだりするけれど、いまのところ逆に進むことはないわけで。
目の前のわかりやすい尺度がふいに止まるとそりゃよろめく。
部屋の中には時計がほかにもあって、机の上や携帯やビデオデッキやら、数えたら止まってないやつが5つもあった。
つまり、うちには6つも時計があった。
この6つの時計をだよ、全部てきとうな時間に合わせて引きこもったら、もうそりゃものすごくよろめいちゃって、1日に6回くらいご飯食べちゃうかもね。
それぞれ5分ずらしてセットなんかしたら、ちょっとした記憶障害になっちゃうんじゃないか、はたまた疑似タイムスリップみたいなそんなアホなことはないけれど。
時計屋さんてどんな時間感覚してるんだろうかね。
わりとそういう意味では時間にとらわれてなかったりして。むしろ時間なんて時計に比べたら全然システマティックじゃございませんよなんぞ。
時間は大切だけれど余分な拘りを軽んじるためにも、目は止めて、耳はしばらく2秒にひとつ。
この時計とか、ものすごく不確実。
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