2008年4月 6日
「日本語週間」の合間にも「夢月間」は続いておりまして、
最近はフロイトさんの「夢判断」から巡りめぐってマックス・エルンストの「百頭女」に至っておりました。
知識も記憶もおぼつかないので、端から端へ辿っていくようにしています。
マックス・エルンストは文学にコラージュの技法を採り入れた方。
ダリやマグリット系の絵画と断片的なストーリーで全編が綴られている「百頭女」は、観る小説、読む絵画という感じです。
幻視力とその量に驚きます。
しばらく文庫本で眺めていたのですが、初版本を観たいなぁと思っていたところ、
写真美術館でいかにもあやしそうな展示をやっているではないですか。
「シュルレアリスムと写真 痙攣する美」
写真かー。
でも都写美のサイトを見ると、マン・レイの写真が多く展示されているみたい。
ということは、ソラリゼーションもそうだけど、きっとコラージュの話になって、もしかすると巡ってマックス・エルンストの作品もあるかもしれない……。
と思って行ってみた。
写真のシュルレアリスムはあまり見る機会がないので、とても興味深かったですよ。
シュルレアリスム=超現実主義といっても、それはあやふやなものではなくて、観ていて思ったのは、いかに選別しているかということでした。
絵画の中に超現実を観るよりも、写真のほうがそういう感が見えやすかったのかも。
日本人の作品も幾つかあって、特に瑛九さんのフォトモンタージュ(フォトデッサン?)はかなり好みの作品でした。
順を追って観ていきましたが、やはり写真が多く、そりゃそうだけど、このままマックスさんは現れないかと思いきや。
ありました。
マックス・エルンストの「慈善週間あるいは7大元素」。
「百頭女」はなかった。
いやー、でも勘を頼りに行ってみるのもありですね。
浅はかですが、単純に見つけたーという喜びがありました。
ページをめくりたかったなぁ。
超現実には夢や幻想の観念が息づいていると思うんですが、それはふわふわして尖っている。
両端を持ち合わせた何かなんではないかと。
何かってそれはわからないですから、また巡りめぐっていきます。
帰りに一階の売店でポストカードを物色。
特に欲しいのはないなーと観てたら、なんだか気取った紳士のカードが目につきました。
手にとって裏を読むと、どうやらマックスさんのセルフポートレート。
男前じゃあないですか。
購入、徒歩、渋谷、バス、帰宅。

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