2008年2月 3日
東京は雪です。
白菜です。
近ごろ、家で友人と呑むことが多い。
もっぱら鍋です。
白菜、白菜です。
友人と、あるお父さんの話をしました。
そのお父さんは一人娘にものすごく嫌われているんですよ。
もう口も聞きたくない、顔も見たくないってくらいに嫌われている。
たしかにそのお父さんはどうしようもなくずぼらで、鈍くさくて、
清潔にしてるはずなのに高齢のパフュームを振りまいてる。
端から見ても取り柄のないお父さんに見える。
でも世の中にお父さんはごまんといるけれど、そのお父さんはある分野で頂点にいました。
あらゆるお父さんの中で、一番にギャグの面白いお父さんだったんです。
人知れず世界のトップに君臨していたんですね。
だから、娘に「近寄るな」だとか「死んでしまえ」とか、完全に無視されたとしても、
一言お返しするだけで娘は笑いが我慢できなくなってしまう。
もう、お父さんは面白いからどうでもいいやって。
なにせ世界で一番面白いお父さんですから。
そういうお父さんがいるんです。
もしかしたら天文学的な確率で、世界で一番極悪な娘さんをもっているかもしれないけれど。
でも、確実に世界で一番面白いお父さんもいるはずで、そういうことを話していたらすっかりおかしな気分になったのでした。

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