2007年11月14日
どう読んでも暗いタイトルだなーと思ったけれど、いやいやそうでもないですね。
今日は小林正樹監督の「切腹」を観ました。
時代劇としては異色の作品でしょうか。
いままで観ていなかったのを後悔しました。
極上のサスペンス劇で、そして非常に痛かった。
仲代達也さんの迫力もさることながら、三國さんの台詞回しが素晴らしい。
切腹人の仲代さんと家老の三國さんが武士の口上で相対するシーンは、長台詞なのにまったく隙がない。
ああいう凄みはどうやったら出せるんだろう。
ただ、これはまったくの無粋な観点ですが、緊迫感が凄すぎるからでしょうか、
終盤に訪れるカタルシスは展開とは裏腹になだらかにやって来ます。
逆に劇中のキーマンである千々岩求女が切腹するシーンは、直感すぎて痛かった。
たぶん心臓の弱い人は観ていられないと思う。
うーん、恐れ多い感想を書いてますね。
あと、びっくりなことに、脚本の橋本忍さんは、来年公開の「私は貝になりたい」のリライトも担当しているんですね。
自らですよ。驚きました。どんな風に改変するんだろう。
リメイクは知っていましたが、何にも増してそこが楽しみになりました。
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